今回はイラストのプロやアーティストを目指す方におすすめの油性色鉛筆紹介します。
おすすめ!となんでもかんでも紹介してしまうと実際に選ぶときにさらに迷ってしまう恐れがあるので、これを買っときゃ間違いない!というものをお伝えします。
もくじ
油性色鉛筆の選び方
まず大前提として、油性色鉛筆での絵の制作に力を入れていきたい方は単色販売をしているメーカーの色鉛筆を選ぶようにしましょう。
単色販売をしていないものだと、ある1色がなくなったらまたセット買いをしなければなりません。
アーティスト向けに販売している色鉛筆のほとんどは単色販売をしているので大丈夫だとは思いますが、一応念のため。
また、自分が求める性能をきちんと理解しておくのも重要です。
- 発色は?
- 芯の硬さは?
- 価格は?
じっくり選びたい方は、まず単色を買って塗り心地などを確かめるのことをおすすめします。
セットで買うなら36色がおすすめ。あまりにも多すぎると持て余すので、36色セットを買い、欲しいと思った色を単品で買うと良いと思います。
本格的に油性色鉛筆でイラストを描く方におすすめ3選
これを買っときゃ間違いないというものを紹介するので、あえて3つに厳選しました。
いちばんのおすすめは最後に紹介するので(理由があります)、ぜひ最後までご覧ください。
【3位】ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆
オススメ度
■全120色
単色 | 324円 |
12色セット | 3,888円 |
24色セット | 7,776円 |
36色セット | 11,664円 |
60色セット | 19,440円 |
120色セット | 38,880円 |
※2019年7月現在の税込価格(税率8%)
するすると塗れるわりに芯は固めなので細かい描写にも向いています。
筆圧を強めにゴリゴリ描くと画面をキレイにうめることができ、発色も良いです。
ただ1本300円とランニングコストはかかりそうな印象。
画家の吉村芳生さんもこのポリクロモスを愛用し花の絵を描かれていました。
【2位】サンフォード カリスマカラー色鉛筆
オススメ度
■全120色?
単色 | 248円 |
12色セット | 2,980円 |
24色セット | 5,960円 |
48色セット | 11,923円 |
72色セット | 17,884円 |
※2019年7月現在の税込価格(税率8%)
イーグルカラー→プリズマカラー→カリスマカラーと、名前が変わってきた色鉛筆です。
これは本当に色鉛筆なのか?!と驚かれること間違いなし。ヌルヌルとクレヨンのように塗れる、発色がめちゃくちゃ良い色鉛筆です。
発色がよく塗りやすい分、芯は柔らかめ。
塗っている最中に折れたことはまだありませんが、削っているときに芯がぽろっと折れることが多々ありました。カッターで削ることをおすすめします。
絵本作家の牛窪良太さんも愛用しているカリスマカラーは混色もしやすい色鉛筆です。
全何色あるのか調べてみましたがはっきりとは断定できず…すみません。
【1位】ホルベイン アーチスト色鉛筆
オススメ度
■全150色
単色 | 248円 |
12色セット | 2,970円 |
24色セット | 5,940円 |
36色セット | 8,856円 |
50色セット | 11,880円 |
100色セット | 23,760円 |
150色セット | 35,640円 |
※2019年7月現在の税込価格(税率8%)
ホルベインは日本の画材メーカーです。
するすると塗れる芯の柔からさで、発色が素晴らしい。芯が柔らかいと言ってもボキボキ折れることはありません。
芯の硬さはポリクロモスとカリスマカラーの間くらいで、きちんと尖らせると細かい描写も描けます。
まさにいいとこ取りの油性色鉛筆。何を買うか迷いすぎてどーしたら良いかわからん!という方はこのホルベインアーチスト色鉛筆を買いましょう。
まとめ:結局は色々試してみるのがいちばん
今回紹介した以外にもアーティスト向けの本格油性色鉛筆は色々あります。
結局は自分で使わないと違いがわからないので、気になるものは単色で良いのでどんどん購入して使ってみましょう。
自分にはこれだ!というものが見つかると嬉しくなります!